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きょうのテーマは「体幹ストレッチ」 [体操・鍛える]

TN整体院院長 長岡隆志さん
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 肩凝りや腰痛に悩まされていませんか? 病院に行くほどの痛みはなくても、肩や腰などの不快な症状は、日常生活にさまざまな影響を及ぼします。その改善のカギを握るのが最近話題の「体幹」です。そこで、今回のテーマは「体幹ストレッチ」。自宅で簡単にできるストレッチの方法を理学療法士でTN整体院院長の長岡隆志さんに伺いました。


凝りは「姿勢の悪さ」から起こる

 肩凝りや腰痛などで悩む人は、年齢を重ねるごとに増えていきます。

 関節痛も含めて、このような「凝り」の症状は、基本的に「姿勢の悪さ」に原因があることがほとんどです。

 会社でパソコンに一日中向き合ったり、通勤電車でスマートフォン(多機能携帯電話)を使用したりするなど、同じ姿勢を長時間続けてしまうことは、筋肉の過剰な緊張を生んでしまいます。

 まずは簡単なハムストリング(太ももの後ろ)のストレッチを行ってみてください。

 このハムストリングの筋肉が硬くなってしまうと、背骨が曲がったり、「猫背」などを引き起こしたりする原因になります。

 ストレッチを試していただければ、たった「20秒」の努力で筋肉の柔軟性の改善を実感できると思います。

 筋肉の柔軟性は、関節痛などとも密接に関係しており、柔軟性を高めることは姿勢の改善につながります。
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ハムストリングストレッチ

 ① まず前屈を行い、自分の手がどこまで届くか確認します。

 ② しゃがんで、手のひらを床に付けます。

 ③ 手のひらを床に付けたまま、両脚を伸ばせるところまで伸ばし、20秒間ほど我慢します。太ももの後ろ(ハムストリング)が引っ張られている感じです。

 ④ もう一度、前屈をしてみると、①より、手が下まで届くようになっています。

 ※強い痛みが出る場合はすぐにやめてください

「体幹」について考えてみましょう。読者の皆さんも最近、体幹という言葉を、いろいろな所で聞くと思います。体幹とは「胴体」もしくはその部分にある筋肉のことです。

 スポーツ選手などが体幹を鍛え、今まで以上にパフォーマンスが向上したという話をよく耳にしますが、日常生活の中でも、体幹は非常に重要な部分です。

 特に、体幹のコア(核)になる図1の中央部分の筋肉(腹横筋、横隔膜、多裂筋〈腰部〉、骨盤底筋群)は、きれいな姿勢を作る上で大事な意味を持ちます。姿勢の維持・調整の上では、腹横筋が最も重要です。

 この腹横筋が衰えてしまうと、図2のように背骨が曲がったり、内臓を押さえる働きが弱くなり、中年太りのように、おなかが出てしまう一因にもなってしまいます。
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 腹横筋を鍛えたり、整えたりする方法は、「腹式呼吸」(7面参照)が一番効果的で、腰痛などの予防にもつながります。
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 今回は一人で手軽にできるストレッチを紹介します。姿勢を改善して、より充実した毎日を過ごしていただければ幸いです!



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