消費税増税に伴う給付金

低所得者と子育て世帯に１万円

　消費税は所得の少ない人ほど負担が重くなることから、その影響を緩和するため、低所得者に対して「臨時福祉給付金（簡素な給付措置）」が支給されます。
また、中学生以下の子どもがいる世帯には、教育費などで出費がかさむことから「子育て世帯臨時特例給付金」が支給されます。どちらも１回限りの給付です。

　――臨時福祉給付金について教えてください。
　本年度の住民税がかからない人に対して、１人１万円が給付されます。ただし、住民税がかかる人に扶養されている人などは除きます。なお、年金受給者など一定の人には５０００円が上乗せされます。収入が年金のみの場合、東京都２３区では下表が受給対象の目安になります。

　――子育て世帯臨時特例給付金は？

　本年１月分の児童手当受給者で、昨年の所得が児童手当の所得制限額に満たない人に対して、対象児童１人につき１万円が給付されます。ただし、臨時福祉給付金の対象者等は受給できません。

　――必要な手続きは

　いずれも本年１月１日に住民票のあった市区町村へ申請手続きが必要です。
自治体によっては６月から受け付けを開始しています。
申請には期限があるので、自治体によくご確認ください。
なお、給付金を装った振り込め詐欺などには、くれぐれもご注意ください。

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