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「顔のたるみ」について [美容]

 ある日、鏡を見て、「ちょっと老けたかも」……。そんな経験、ありませんか。

特に女性なら、いつまでも若々しくありたいと思うものです。
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今回のテーマは「顔のたるみ」。

 「老け顔」の理由は、シワでもシミでもありません。最大の原因は「顔のたるみ」。

顔面の下垂によって、若いころになかった「影」ができることが老け顔に見える理由です。

 私は子育てが一段落した38歳のころ、鏡の中に映る自分に、がく然としました。

いつの間にか「おばさん顔」になっていたのです。

 女性なら、誰しも若々しく美しくありたいと思うもの。

老け顔に悩まれた方は、高価な化粧品や、美容器具を試される人が多くいます。私もそうでした。

顔ダンスの実践でたるみを遅らせる

 顔のたるみは、何かを塗ればとれるといった単純なものではありません。

たるみを解消するには、皮膚を支えている表情筋を強化するしかない、それが私の考えです。

 40歳を過ぎれば、誰でも顔のたるみを経験していくものです。

でも、表情筋を鍛える“顔ダンス”を行えば、たるみを大幅に遅らせることができます。

 顔ダンスを始める前に、効果を倍増するためのウオーミングアップをしましょう。

耳たぶを引っ張ると、顔の血流やリンパの流れが良くなります。

耳たぶには、大切なツボが集中していますので、刺激することで、全身がリフレッシュ! 

疲労回復効果も得られます。

たった一つの顔に感謝し、慈しもう

 顔ダンスを実践したからといって、すぐ劇的に顔が変化することはありません。

根気も必要です。筋肉は約3カ月で生まれ変わるといわれますので、

最低、3カ月を目標に挑戦してみてください。

何時間やったかではなく、毎日行うことが大事です。

好きな音楽を聞きながら、楽しく継続してみてはいかがでしょう。

 今まで一緒に生きてきた、たった一つのあなたの顔。

顔ダンスで表情筋を鍛え、いつまでも笑顔輝く若顔でいられるよう、

感謝とともに、慈しみながら、過ごしていただければと思います。

若く見える3つのポイント

 顔のパーツの中でも、「ほお」「口角」「目尻」が高い位置をキープできているかどうかが、

若顔の決め手です。

この三つを上げていくアプローチを「若見え3点セット」と呼んでいます。

 今回は、各パーツの代表的な顔ダンスを紹介しますので、ぜひ、チャレンジしてみてください。

①ほおを上げる

 ほおが高くなるほど、顔が若々しく見えます。

ほおが目のすぐ下にあるような感覚になるよう、顔の重心を上へ上へと上げていきましょう。

②口角を上げる

 口角が下がった美人はなかなかいません。

口の回りの筋肉(口輪筋)をしっかりと鍛え、真顔の状態でも、口角が上がっている顔を作りましょう。

③目尻を上げる

 目の回りの筋肉(眼輪筋)は、普段動かすことが少なく、ゆるみやすい筋肉です。

目尻が下がると、疲れて老けた印象に。眼輪筋を鍛え、目尻にハリを出しましょう。

口角 ハリのある口元を

 まず口角を上げていく顔ダンスを実践してみたいと思います。

 初めての人は、鏡の前に立ち、最高の笑顔を作ります。

 最高の笑顔が基本ですので、恥ずかしがらず、思いっきり

笑顔になってチャレンジしてください。

顔中の筋肉が目覚めます。

〈やり方〉

 ①笑顔ができたら、あ、い、う、え、おの母音の口の形を確認しましょう。

  確認ができたら、いよいよ実践開始!

 ②図のように、それぞれの音に1秒ずつかけるイメージで、リズミカルにテンポよく、

  顔をダイナミックに動かしましょう。これを10回繰り返します。

      ◇ 

 初めての人は、気が付くと笑顔を忘れ、真顔になってしまいやすいので、常に笑顔で行いましょう。

 実際に発声をしなくても、一つ一つ丁寧に行えば、口角を上げる感覚が、

 自然と身に付いていくトレーニングです。ハリのある口元を目指しましょう。

 ほおの位置が高くなると、目の下のくぼみで生じる影が目立ちません。

 ほうれい線も改善し、不自然な影が消えてメリハリのある若顔になります。

 ほおは小鼻のラインより上に持ち上げるよう意識しましょう。

 顔の筋肉に軽く疲労感を感じれば、顔ダンスが効いているサインです!

目尻 ふっくらした目元に

 目の下のたるみは、放っておくとどんどん進行してしまいます。

この顔ダンスでは、目の周りの筋肉を鍛え、目尻をピンと引き上げ、

ふっくらした目元を作ります。

眼輪筋は日頃から動かしていないため、最初はなかなかできない顔ダンスです。

顔がポカポカしてきたら、効いています。

そして、美顔器と併用も効果あります。


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〈ライフスタイル ガールズトピック〉 美肌のための紫外線対策 [美容]

梅雨の時期、曇りの日も注意!

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美容皮膚科医 吉岡敦子さん

 シミ、しわ、たるみなど、肌トラブルの原因の一つとなる紫外線(UV)。

地上に届くのはUVA、UVBの2種類があり、夏の季節に増えるのはUVB、

年中変わらず曇りの日もしっかり降り注ぐのがUVAです。

梅雨の時期だからと油断すると、無防備に紫外線を浴びてしまうことに――。

そこで、今回の「ガールズトピック」は、お肌の専門家で「スキンケアクリニック美のかほり」

院長の吉岡敦子さんに、紫外線対策と肌のお手入れについて聞きました。


なぜ紫外線ケアが必要か?

UVとSPF、PA

 日焼け止めに表記されている「SPF」はUVBに対する防御指数、

「PA」はUVAに対する防御指数で、数値が大きいほど効果も高くなります。

UVBはメラニンを増殖させ、主にシミの原因となり、UVAは真皮まで届いてコラーゲンを変性させ、

主にしわやたるみの原因となります。

 しかもUVAは雲や窓ガラスも通過するので、曇りの日も私は必ず日傘を差します。

 都会では下からの照り返しも強いので、顎の下や耳のUVケアも忘れず行いたいですね。

 最近ではシダ植物を原料に作られた「飲む日焼け止めサプリ」もあり、

私は日中、屋外にいる時間が長い時に併用しています。また、

目から紫外線が入るとシミにつながりますので、サングラスも重要です。

美肌を目指すなら、一年中、紫外線対策は欠かせません。

日焼け止め指数と塗り方

ライフスタイルにより選択

 紫外線は朝、カーテンを開けた瞬間から浴びています。

室内だけならSPF表示とPA表示のある下地クリームなどで十分ですが、

紫外線が最も多い午前10時~午後2時に外出したり、洗濯物を干したりする場合は、

SPF30を目安に。海水浴などレジャーやスポーツ時には、SPF50以上がいいでしょう。

 ただ、値はその人の肌にもより、色白ですぐ焼ける人は、日ごろから強めのもので、

きちんと防御することが望ましいですね。



肌の負担を考えて

 紫外線を防ぐメカニズムは2種類あります。

「紫外線吸収剤」は紫外線を熱エネルギーに変えて放出する仕組みで、

ケミカルな成分が少し肌の負担になります。敏感肌でも使えるものがありますが、

肌が弱い人は成分を調べ、首や腕の内側でのパッチテストをお勧めします。

 「紫外線散乱剤」は酸化チタンなど、つけると白っぽくなるタイプ。

紫外線を反射させる仕組みで、比較的、敏感肌でも使いやすいです。

 これらの配合はメーカーごとに異なり、他人の評価が良くても自分には合わないこともあるので、

使い心地で選ぶしかありません。専用クレンジングが必要ないものだと、肌への負担も軽くなります。



適量を塗ってこそ効果が

 顔全体で、クリーム状ならパール玉2個分、乳液状なら1円玉2枚分が目安。

適量だとかなり厚塗りになるので、抵抗があるなら、

最も紫外線が当たる額や鼻、ほおなどの高い部分だけでもしっかり塗りましょう。

 時間がたち、汗をそのままにすると肌トラブルのもとに。余計な脂を取り、

UVカット効果があるファンデーションやフェースパウダーを塗り直せば、防御効果を補えます。

 髪の毛などに使用するスプレータイプもありますが、顔や身体に使う場合は、

ムラにならないよう気を付けてください。

ワンポイントアドバイス

日焼け後のお手入れ

 まず冷やすこと。次に化粧水でたっぷり保湿を。

しみなければビタミンC入りや美白化粧水でもOK。

メントール入りは刺激になる場合もあるので注意を。

夏場、化粧水を冷蔵庫で冷やす人は、温度変化を繰り返すと劣化が進むので、

入れるなら入れっ放しに。日焼け直後は、顔剃りや角質ケアのスクラブなど、刺激は避けましょう。



肌の新陳代謝を整える

 新陳代謝が良ければ、紫外線の影響を受けても、シミはできにくいんです。

また、お肌の大敵である活性酸素は、紫外線の他にストレスからも生まれ、

さらにホルモンバランスの乱れからシミが濃くなることも。

美肌には外からと中からのケア、そして生活習慣が重要です。

お勧めはビタミン(A、C、E)や抗酸化物質の摂取。細胞は睡眠中に作られるため、

私はビタミンCのパウダーを2㌘飲んで寝ます。

翌朝、肌だけでなく目覚めも爽やかで、疲れがとれますよ。



ミストなどで保湿を
 洗顔し過ぎで乾燥肌の人が増えています。

気になる人は、オフィスで保湿成分入りのミスト(ミネラルウオーターはNG)をスプレーするなどの対策を。

入浴時は、長時間さら湯で汗をかくと、セラミドなどの保湿成分が奪われますので、

保湿成分入りの入浴剤を使います。

とはいえ、お手入れし過ぎも肌が怠けますので適度を心掛けてくださいね。

■プロフィル
 よしおか・あつこ 幼少時に難病を克服した経験から医師を志す。東邦大学医学部卒業後、同大学付属大森病院内科、皮膚科を経て、都内クリニックで最先端美容治療の経験を積む。その後、東洋医学との融合を目指し、北里大学東洋医学総合研究所で研修。2009年、東京・港区に「スキンケアクリニック美のかほり」を開設。内外美容を軸に、漢方など自然療法を取り入れた美容診療を行っている。




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