きょうのテーマは「雪対策」 [自然の力・気象情報]
除雪作業は必ず2人以上で
12月に入り、ますます冷え込みが厳しくなる季節を迎えます。今年2月に首都圏を襲った大雪は、各地に大きな被害をもたらしました。今回のテーマは「雪対策」です。除雪作業中の注意が必要なポイントや雪かきのコツなどを、ウインターライフ推進協議会事務局に伺いました。
北海道での除雪作業事故は近年増加の傾向にあります。除雪作業は重労働で、危険が伴います。
ポイントを参考に、けがをしないよう、行っていただければと思います。
まずはスコップを
雪が少ない地域にお住まいの方は、除雪用スコップを持っていない家庭も多くあると思います。スコップは大きいため、置く場所にも困ります。登山者が使用する伸縮可能なスコップは保管場所もあまりとらないため、お勧めです。
いざという時、スコップがあるとないでは、大きな違いですので、これを機に購入を検討されてはいかがでしょうか。
除雪作業のポイントはコツコツやることです。降り始めなら玄関前だけでも、竹ぼうきで雪を払うようにするだけでも大きな違いがでます。
路面凍結にも注意
また冬場は、凍結した路面での転倒事故も多くあります。積雪の少ない地域でも、気温が氷点下になれば、路面が凍結する可能性が十分あります。転ばないためには、大切なのは靴選び。靴底が軟らかいゴム製で、溝が深く、路面を捉えられるものを選びましょう。
除雪作業のポイントを確認し、皆さまが、冬を「安全・安心・快適」に過ごしていただければと思います。
大雪での注意点
大雪が降ったら、気を付けたい危険なポイントや注意したい点を確認します。
屋根から落ちる
除雪作業中の事故で死者・けが人が最も多いのが、屋根からの転落です。
一番の原因は、足を滑らせることです。気温が上がった後は、屋根の表面の雪が解けて滑りやすくなるので要注意! 1階の屋根から転落する事故も多く、低い屋根でも油断は禁物です。
はしごから落ちる
はしごから落ちる事故も多く起きています。
はしごの足元はしっかりと固定し、ずれないように他の人に押さえてもらいましょう。はしごの最上部が安定していることを確認するのも重要です。
屋根から雪が
除雪作業の中で2番目に多い事故が、軒下にいて落雪に巻き込まれたり、軒先からせり出した雪庇やつららを落とそうとして、氷や雪の塊が落ちて直撃することです。
北海道では、子どもたちに、“屋根のそばでは遊ばないように”と教えられています。
エアコンの室外機
エアコンの室外機は積雪などに弱いため、エアコンを使用する時は、小まめに雪を取り除く必要があります。
雪が多い地域では、エアコンの室外機に防雪フードを備えたり、雪に埋まらないように地面から高く設置するなどの対策がとられています。
交通事故
除雪作業を行っている時は、耳当てや深いフードをかぶったまま集中すると、音が聞こえにくく、周りの状況を見落としがちです。雪山の陰から来た車や除雪車に気付かず、衝突するケースが多々あります。
家の敷地外で除雪作業をする際は、前方だけではなく後方にも注意しましょう。
滑って転倒
除雪作業中に、玄関前の凍結したタイルや敷石の上で滑って転ぶ事故も多数あります。手や腰を骨折したり、頭部を打って大けがになることも。
転倒を防ぐために、靴底のゴムや溝に工夫を凝らした冬靴を選ぶことが大切です。転んでもけがをしないように、帽子や手袋を必ず着用しましょう。
雪かきの仕方
準備運動をしっかりと
除雪作業は見た目以上に重労働です。重い雪を運ぼうとして力むと、血圧や脈拍が急上昇します。体への急激な負担を減らすよう、除雪作業の前には必ず準備運動をするようにしましょう。
無理なくコツコツ
短時間で除雪を片付けようとせず、無理な作業は避けましょう。最初から激しい作業はせず、徐々に体を慣らしていくことが肝心です。あせらずに、雪かきは時間に余裕をもって行いましょう。
家族などに声を掛けてスタート
屋根からの雪の落下、除雪機による事故、急病など、除雪作業中には予期しない、いろいろなトラブルが発生する可能性があります。もしもの時のために、2人以上で作業を行うようにしましょう。また、除雪作業に入る前に、家族や近隣に声を掛けてください。非常時の連絡のために、携帯電話も持つようにしましょう。
服装
★帽子・ヘルメット
頭部の保護や、寒さ対策のため、着用しましょう。防寒服のフードなどは、周りの音が聞こえにくくなるので注意が必要です。
★マフラー・ネックウオーマー
作業中の邪魔にならないよう、長過ぎない物。汗ふきも兼ねて、タオルでもよいでしょう。
★上着
防水性に優れた物で、汗などの湿気を逃がす素材が好ましい。作業中に体温調節がしやすいように、重ね着がお勧めです。
★手袋
厚過ぎると作業がしにくいため、防水仕様で滑りにくい物がよく、軍手はぬれると冷たくなるので、ナイロン製手袋を重ねるとよいでしょう。
★下着
汗でぬれても体が冷えないように、なるべく吸水性がよく、乾きやすい素材がよいでしょう。
★靴下
吸水性がよく、乾きやすい素材で。綿とウールの靴下を重ねるのもお勧めです。
★長靴・防寒靴
滑りにくく、雪が入らないような物をお勧めします。
コツ
雪かきのコツを知って、安全に効率よく行うようにしましょう。
①始端切り
まず、スコップを縦に刺します。
②前面切り
始端切りの切れ目に対して、直角の切れ目になるように、スコップを縦に刺します。
③小口切り
始端切りと平行の位置で、前面切りに直角の切れ目になるように、スコップを縦に刺します。
ここで、三つの切れ目がつながっていることがポイントです!
④底切りと身構え
三つの切れ目でできた雪のサイコロを底からはがすように、スコップを横に刺し、すくい上げます。
※雪の重みで腰を痛めてしまいます。背筋を伸ばして膝を曲げ、体全体を使って行いましょう。
⑤持ち上げと反動付け
先ほどの姿勢からスコップを持ち上げ、雪を投げたい方向に正対し、腕の力だけで反動を付けます。
※この時、反動を付けようと腰や膝をひねると、痛めてしまいます。
⑥投げ出し
スコップの自重と雪の重さだけを利用して、振り子のように雪を投げ出します。投げ出す最中、片手をスコップから離すと、目指した所に雪が飛びません。
⑦下ろし
ゆっくりスコップを下ろします。
⑧息付き
踏ん張った後なので一呼吸置いて次の作業に移りましょう。
あなたのカーポートは大丈夫?
本年2月の大雪では、自宅のカーポートが落下する事故が多発し、車体を損傷したというケースが多く見られました。
首都圏や雪があまり降らない地域では、20~50センチの耐積雪量を想定したカーポートを設置している家庭が多いため、被害が拡大したことが考えられます。
火災保険の契約内容に「雪災」が含まれていれば、雪で家財が破損するなどの被害を受けた場合、火災保険による補償の対象となります。火災保険上、カーポートは住宅の付帯設備と位置付けられ、カーポートの損害についても火災保険の対象となります。
カーポートの落下でマイカーが損害を受けた場合は、自動車保険に付帯している車両保険により、修理費をカバーすることができます。
この機会に一度、契約内容を確認してみてはいかがでしょうか。契約内容によっては、大雪予報が出た場合、カーポートからマイカーを出すことも大事な対応の一つです。
12月に入り、ますます冷え込みが厳しくなる季節を迎えます。今年2月に首都圏を襲った大雪は、各地に大きな被害をもたらしました。今回のテーマは「雪対策」です。除雪作業中の注意が必要なポイントや雪かきのコツなどを、ウインターライフ推進協議会事務局に伺いました。
北海道での除雪作業事故は近年増加の傾向にあります。除雪作業は重労働で、危険が伴います。
ポイントを参考に、けがをしないよう、行っていただければと思います。
まずはスコップを
雪が少ない地域にお住まいの方は、除雪用スコップを持っていない家庭も多くあると思います。スコップは大きいため、置く場所にも困ります。登山者が使用する伸縮可能なスコップは保管場所もあまりとらないため、お勧めです。
いざという時、スコップがあるとないでは、大きな違いですので、これを機に購入を検討されてはいかがでしょうか。
除雪作業のポイントはコツコツやることです。降り始めなら玄関前だけでも、竹ぼうきで雪を払うようにするだけでも大きな違いがでます。
路面凍結にも注意
また冬場は、凍結した路面での転倒事故も多くあります。積雪の少ない地域でも、気温が氷点下になれば、路面が凍結する可能性が十分あります。転ばないためには、大切なのは靴選び。靴底が軟らかいゴム製で、溝が深く、路面を捉えられるものを選びましょう。
除雪作業のポイントを確認し、皆さまが、冬を「安全・安心・快適」に過ごしていただければと思います。
大雪での注意点
大雪が降ったら、気を付けたい危険なポイントや注意したい点を確認します。
屋根から落ちる
除雪作業中の事故で死者・けが人が最も多いのが、屋根からの転落です。
一番の原因は、足を滑らせることです。気温が上がった後は、屋根の表面の雪が解けて滑りやすくなるので要注意! 1階の屋根から転落する事故も多く、低い屋根でも油断は禁物です。
はしごから落ちる
はしごから落ちる事故も多く起きています。
はしごの足元はしっかりと固定し、ずれないように他の人に押さえてもらいましょう。はしごの最上部が安定していることを確認するのも重要です。
屋根から雪が
除雪作業の中で2番目に多い事故が、軒下にいて落雪に巻き込まれたり、軒先からせり出した雪庇やつららを落とそうとして、氷や雪の塊が落ちて直撃することです。
北海道では、子どもたちに、“屋根のそばでは遊ばないように”と教えられています。
エアコンの室外機
エアコンの室外機は積雪などに弱いため、エアコンを使用する時は、小まめに雪を取り除く必要があります。
雪が多い地域では、エアコンの室外機に防雪フードを備えたり、雪に埋まらないように地面から高く設置するなどの対策がとられています。
交通事故
除雪作業を行っている時は、耳当てや深いフードをかぶったまま集中すると、音が聞こえにくく、周りの状況を見落としがちです。雪山の陰から来た車や除雪車に気付かず、衝突するケースが多々あります。
家の敷地外で除雪作業をする際は、前方だけではなく後方にも注意しましょう。
滑って転倒
除雪作業中に、玄関前の凍結したタイルや敷石の上で滑って転ぶ事故も多数あります。手や腰を骨折したり、頭部を打って大けがになることも。
転倒を防ぐために、靴底のゴムや溝に工夫を凝らした冬靴を選ぶことが大切です。転んでもけがをしないように、帽子や手袋を必ず着用しましょう。
雪かきの仕方
準備運動をしっかりと
除雪作業は見た目以上に重労働です。重い雪を運ぼうとして力むと、血圧や脈拍が急上昇します。体への急激な負担を減らすよう、除雪作業の前には必ず準備運動をするようにしましょう。
無理なくコツコツ
短時間で除雪を片付けようとせず、無理な作業は避けましょう。最初から激しい作業はせず、徐々に体を慣らしていくことが肝心です。あせらずに、雪かきは時間に余裕をもって行いましょう。
家族などに声を掛けてスタート
屋根からの雪の落下、除雪機による事故、急病など、除雪作業中には予期しない、いろいろなトラブルが発生する可能性があります。もしもの時のために、2人以上で作業を行うようにしましょう。また、除雪作業に入る前に、家族や近隣に声を掛けてください。非常時の連絡のために、携帯電話も持つようにしましょう。
服装
★帽子・ヘルメット
頭部の保護や、寒さ対策のため、着用しましょう。防寒服のフードなどは、周りの音が聞こえにくくなるので注意が必要です。
★マフラー・ネックウオーマー
作業中の邪魔にならないよう、長過ぎない物。汗ふきも兼ねて、タオルでもよいでしょう。
★上着
防水性に優れた物で、汗などの湿気を逃がす素材が好ましい。作業中に体温調節がしやすいように、重ね着がお勧めです。
★手袋
厚過ぎると作業がしにくいため、防水仕様で滑りにくい物がよく、軍手はぬれると冷たくなるので、ナイロン製手袋を重ねるとよいでしょう。
★下着
汗でぬれても体が冷えないように、なるべく吸水性がよく、乾きやすい素材がよいでしょう。
★靴下
吸水性がよく、乾きやすい素材で。綿とウールの靴下を重ねるのもお勧めです。
★長靴・防寒靴
滑りにくく、雪が入らないような物をお勧めします。
コツ
雪かきのコツを知って、安全に効率よく行うようにしましょう。
①始端切り
まず、スコップを縦に刺します。
②前面切り
始端切りの切れ目に対して、直角の切れ目になるように、スコップを縦に刺します。
③小口切り
始端切りと平行の位置で、前面切りに直角の切れ目になるように、スコップを縦に刺します。
ここで、三つの切れ目がつながっていることがポイントです!
④底切りと身構え
三つの切れ目でできた雪のサイコロを底からはがすように、スコップを横に刺し、すくい上げます。
※雪の重みで腰を痛めてしまいます。背筋を伸ばして膝を曲げ、体全体を使って行いましょう。
⑤持ち上げと反動付け
先ほどの姿勢からスコップを持ち上げ、雪を投げたい方向に正対し、腕の力だけで反動を付けます。
※この時、反動を付けようと腰や膝をひねると、痛めてしまいます。
⑥投げ出し
スコップの自重と雪の重さだけを利用して、振り子のように雪を投げ出します。投げ出す最中、片手をスコップから離すと、目指した所に雪が飛びません。
⑦下ろし
ゆっくりスコップを下ろします。
⑧息付き
踏ん張った後なので一呼吸置いて次の作業に移りましょう。
あなたのカーポートは大丈夫?
本年2月の大雪では、自宅のカーポートが落下する事故が多発し、車体を損傷したというケースが多く見られました。
首都圏や雪があまり降らない地域では、20~50センチの耐積雪量を想定したカーポートを設置している家庭が多いため、被害が拡大したことが考えられます。
火災保険の契約内容に「雪災」が含まれていれば、雪で家財が破損するなどの被害を受けた場合、火災保険による補償の対象となります。火災保険上、カーポートは住宅の付帯設備と位置付けられ、カーポートの損害についても火災保険の対象となります。
カーポートの落下でマイカーが損害を受けた場合は、自動車保険に付帯している車両保険により、修理費をカバーすることができます。
この機会に一度、契約内容を確認してみてはいかがでしょうか。契約内容によっては、大雪予報が出た場合、カーポートからマイカーを出すことも大事な対応の一つです。
星と虹とに照らされて [自然の力・気象情報]
先人たちから受け継ぐ豊かな自然観 自然写真家 高砂淳二さん
世界各地の夜の空を収めた新刊写真集『ASTRA』(小学館)が話題を呼んでいる自然写真家・高砂淳二さんに、撮影を通して学んだ自然観、生命観や、環境保護への取り組みについて聞きました。(写真は高砂さん提供)
大宇宙との共鳴
十数年前に、ハワイで「夜の虹」を見ました。雨が降ると満月の光に照らされてアーチが出るのです。一見すると白っぽい、だけどよく見ると虹の七色がうっすらと感じられる不思議な光景です。ハワイでは「この世の最高の祝福」とされていて、その神秘的な眺めに圧倒されました。
その感動に突き動かされるように、世界各地で夜の風景を撮ってきました。
月に照らされた浜辺や山々は、静寂さで覆われています。そして、頭上には満天の星々が……。北極星を中心に、刻一刻と回転を続ける星座たちを眺めていると、夜の自然には、私たちが街で暮らしているのとはまったく異なる、“星としての地球の時間”が流れているように感じられます。
何万年も前に発せられた、星々の無数の光に向き合っていると、数十年しか生きていない私の体の中にも、小さな一つの宇宙があって、時空を超えて大宇宙と共鳴していると思えてくるのです。
英語で星を指す「STAR」の語源は、ギリシャ語の「ASTRA」で、魂の意味もあると聞いたことがあります。また、「星の下に生まれる」ともいいます。四季の移ろいを、星や月を通して見定めながら暮らしてきた先人たちは、星との密接な心のつながりを持って暮らしてきたのでしょう。現代の私たちは、便利だけど慌ただしい暮らしの中で、そうした感性を忘れてしまいがちです。
“違い”に橋を架ける
世界各地を旅しながら、オーストラリアやアフリカ、ハワイなどで、先住民の文化を受け継いでいる人々と出会いました。彼らは皆、母なる地球に感謝し、自然のリズムを尊重しながら、心豊かに過ごしています。
私も、そうした生命観、自然観に触れる中で、虹や野生動物を撮影するとき、心の中で相手に語り掛ける習慣が、身に付いてきました。
ハワイには、州で掲げているモットーがあります。「大地の生命は、人の高潔さの中に保たれる」というもので、生きものたちが地球上でバランスを取りながら暮らしていけるよう、守っていくのが人間の役割だと。先人たちから受け継がれてきた知恵です。
とはいえ、人はともすれば、人種や考え方などの“違い”にこだわって、争い合ってしまう。ハワイの言い伝えでは、そうした“違い”に橋を架けるために、虹が現れるのだと聞きました。この話を聞いて、自分が虹に魅せられた理由が分かった気がします。
私が役員を務めるNPO「OWS(The Oceanic Wildlife Society=海洋野生生物協会)」では、海のごみの回収、啓発活動をはじめ、海と生きものたちを守るための活動を進めています。身の回りの暮らしの中でも、ごみを散らかさないことなど、ちょっとしたことから環境を守る取り組みはできます。力を合わせて、美しい海と大地を守っていきましょう。
プラネタリウム「未来は星空の中に」 東京・池袋で上映中 高砂さんの撮影したオーロラやハワイの火山活動などの美しい映像を通し、躍動する地球の姿を伝える特別プログラム「One Planet the Earth 未来は星空の中に」が、東京・池袋の「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」で、同館オープンの10周年記念作品として上映中(明年3月1日まで)。
■プロフィル たかさご・じゅんじ 1962年、宮城県生まれ。大学在学中に訪れたオーストラリアの自然に魅せられ、ダイビングと写真を始める。雑誌フォトグラファーを経てフリーに。『夜の虹の向こうへ』『虹の星』『南の夢の海へ』など著書多数。
昨日の地震に思う! [自然の力・気象情報]
今夏、豪雨に伴う広島の土砂被害では多くの犠牲者が出た。九州、近畿、北海道、関東北部などでは、豪雨や激しい落雷に加え、震度3を超える地震が各地で発生した。また、首都直下地震や南海トラフ地震の発生が予測され、26日には日本海の地震津波想定が発表された。身近に迫る災害に対し、自身の“防災力”を高めていきたい。
千葉県内で、築62年の木造家屋に住む方から話を聞いた。先ごろ耐震診断を行ったところ、「平屋なので倒壊の危険性は低く、数年は居住可能」との結果だったが、一方で「屋根の瓦が重すぎる」「柱の一部が傷んでいる」とも指摘され、耐震強化用の修繕を勧められたという。
住人にとって、まずはひと安心だが、自室内や家周辺の防災対策、避難場所の確認、地域全体の取り組み……と、いろいろ考えさせられた。細かな点では、家具や電化製品等の固定、ガラス窓の飛散防止など、面倒にすら思うことも多いが、その油断が“最大の敵”であることを忘れてはなるまい。
煩わしさを軽減するには、例えば、公明党が2年前に作成した防災ブックレット(党ホームページ「日本再建JP」に掲載)を使うのも、一つの方法だ。そこには、持病や薬などを記載する「災害時安心シート」、自宅での備蓄品等が分かりやすくまとめられ、チェックシートも付けられている。
広島の土砂被害では、夜中に豪雨が襲い、避難指示の前に土石流が発生した。「海や河川が近辺にある」「背後に山がある」といった、居住地域の特徴を理解した上で、災害対策を入念にしておきたい。地域ごとに、防災チェックリストなどを作成している自治体もある。まずは一度、目を通そう。その際には、家族で一緒に見て、避難経路や避難先、緊急連絡の方法などについて確認し合うようにも努めたい。
大災害の時には、道路やライフラインが寸断される可能性も高く、すぐに「公助」を得ることは難しい。孤立すれば、最低3日間は生き延びられるだけの備蓄が必要だという。「自助」「共助」の備えを、しっかり整えることが何より重要だ。
9月1日は「防災の日」。30日から始まった防災週間中には、各地で防災訓練などが行われる。積極的に参加して防災力の向上を図るとともに、地域全体の力で安全の確保に取り組もう。災害から尊い命を守るため、普段から備えを怠らない一人一人でありたい。
千葉県内で、築62年の木造家屋に住む方から話を聞いた。先ごろ耐震診断を行ったところ、「平屋なので倒壊の危険性は低く、数年は居住可能」との結果だったが、一方で「屋根の瓦が重すぎる」「柱の一部が傷んでいる」とも指摘され、耐震強化用の修繕を勧められたという。
住人にとって、まずはひと安心だが、自室内や家周辺の防災対策、避難場所の確認、地域全体の取り組み……と、いろいろ考えさせられた。細かな点では、家具や電化製品等の固定、ガラス窓の飛散防止など、面倒にすら思うことも多いが、その油断が“最大の敵”であることを忘れてはなるまい。
煩わしさを軽減するには、例えば、公明党が2年前に作成した防災ブックレット(党ホームページ「日本再建JP」に掲載)を使うのも、一つの方法だ。そこには、持病や薬などを記載する「災害時安心シート」、自宅での備蓄品等が分かりやすくまとめられ、チェックシートも付けられている。
広島の土砂被害では、夜中に豪雨が襲い、避難指示の前に土石流が発生した。「海や河川が近辺にある」「背後に山がある」といった、居住地域の特徴を理解した上で、災害対策を入念にしておきたい。地域ごとに、防災チェックリストなどを作成している自治体もある。まずは一度、目を通そう。その際には、家族で一緒に見て、避難経路や避難先、緊急連絡の方法などについて確認し合うようにも努めたい。
大災害の時には、道路やライフラインが寸断される可能性も高く、すぐに「公助」を得ることは難しい。孤立すれば、最低3日間は生き延びられるだけの備蓄が必要だという。「自助」「共助」の備えを、しっかり整えることが何より重要だ。
9月1日は「防災の日」。30日から始まった防災週間中には、各地で防災訓練などが行われる。積極的に参加して防災力の向上を図るとともに、地域全体の力で安全の確保に取り組もう。災害から尊い命を守るため、普段から備えを怠らない一人一人でありたい。
ノロノロ前線 被害増大。 [自然の力・気象情報]
国際宇宙ステーション [自然の力・気象情報]
さて、今回は国際宇宙ステーション(ISS)からの
リアルタイム映像を観ることができる
無料ツールをご紹介いたします。
ISS HD Earth Viewing Experiment
http://www.ustream.tv/channel/iss-hdev-payload
上記はustream上に
ISSが開設したページなのですが、
ISSから撮影した映像をリアルタイムで
観ることができますよ。
見ているだけで飽きない、
本当に素晴らしい光景です。
やはり地球は美しいのだと実感させられますよ。
なお、画面が黒の時は地上が夜、
グレーの時はカメラを
切り替えている途中のようなので
しばらく待ってみましょう。
息抜きや癒やしの時間に、ぜひ一度ご覧下さい。
リアルタイム映像を観ることができる
無料ツールをご紹介いたします。
ISS HD Earth Viewing Experiment
http://www.ustream.tv/channel/iss-hdev-payload
上記はustream上に
ISSが開設したページなのですが、
ISSから撮影した映像をリアルタイムで
観ることができますよ。
見ているだけで飽きない、
本当に素晴らしい光景です。
やはり地球は美しいのだと実感させられますよ。
なお、画面が黒の時は地上が夜、
グレーの時はカメラを
切り替えている途中のようなので
しばらく待ってみましょう。
息抜きや癒やしの時間に、ぜひ一度ご覧下さい。
台風26号強烈 [自然の力・気象情報]
今朝、5時頃、救急車が家の前で停まり
何事と思えば、新聞配達員がバイクに乗って強風に
煽られて単独横転事故でした。
家から150mのところに消防署があります。
しかし、新聞配達はこんな時は無理をしないで
遅配は誰も咎めないでしょう。
今の時間7時30分風の音がすごい。
窓から見る外は強風と雨が横に降ってます。
写真を載せたいのですが
このブログに掲載の仕方がわかりません。
上手く載せられない!
ほかのブログは簡単ですが・・・
ノンビリやります。
何事と思えば、新聞配達員がバイクに乗って強風に
煽られて単独横転事故でした。
家から150mのところに消防署があります。
しかし、新聞配達はこんな時は無理をしないで
遅配は誰も咎めないでしょう。
今の時間7時30分風の音がすごい。
窓から見る外は強風と雨が横に降ってます。
写真を載せたいのですが
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上手く載せられない!
ほかのブログは簡単ですが・・・
ノンビリやります。
台風24号・25号・26号 [自然の力・気象情報]
台風が今月に入って、続けて毎週のように日本に訪問してきます。
自然の力にはどうしても人の力では勝てませんね!
台風の進路はほぼ正確に!
昔に比べたら格段と正確さが違い。
予定日もほぼ間違いない。
これも、情報の蓄積による人の力です。
人工衛星による我々の住んでる地球も網羅してます。
しかし、
自然には勝てないけれど、共存することはできると思います。
地震にしても同じですね。
人間には知恵というものがあります。
知恵を生かして、人間も宇宙の中の一部と思えば、
人間だけが優れてるのではなくて、
人間が宇宙とともに生きていくにはと知恵が働くと思います。
毎日、毎日、人間界では事件が起きています。
しかしながら、いつも人と繋がりなしに生きて行けません。
どんなことが、人を迷わして事件に繋がるかわかりません。
どんなに、注意しても事故は起こる時は起きてしまいます。
楽しい日々を過ごすためには?
余り哲学めいては、息が詰まります。
時が1秒1秒刻むように
人も今日から明日へと刻んでゆく
それも、同じように生きては「惰性」になります。
一歩幸せになるには、考えて行きたいです。
自然界も宇宙も1秒づつ前進してるように、
共存しながら・・・
台風で被害にあわれた頑張ってください。
今日も大変でしょうが頑張って!
自然の力にはどうしても人の力では勝てませんね!
台風の進路はほぼ正確に!
昔に比べたら格段と正確さが違い。
予定日もほぼ間違いない。
これも、情報の蓄積による人の力です。
人工衛星による我々の住んでる地球も網羅してます。
しかし、
自然には勝てないけれど、共存することはできると思います。
地震にしても同じですね。
人間には知恵というものがあります。
知恵を生かして、人間も宇宙の中の一部と思えば、
人間だけが優れてるのではなくて、
人間が宇宙とともに生きていくにはと知恵が働くと思います。
毎日、毎日、人間界では事件が起きています。
しかしながら、いつも人と繋がりなしに生きて行けません。
どんなことが、人を迷わして事件に繋がるかわかりません。
どんなに、注意しても事故は起こる時は起きてしまいます。
楽しい日々を過ごすためには?
余り哲学めいては、息が詰まります。
時が1秒1秒刻むように
人も今日から明日へと刻んでゆく
それも、同じように生きては「惰性」になります。
一歩幸せになるには、考えて行きたいです。
自然界も宇宙も1秒づつ前進してるように、
共存しながら・・・
台風で被害にあわれた頑張ってください。
今日も大変でしょうが頑張って!