SSブログ
税金・所得 ブログトップ

小規模企業共済への加入 [税金・所得]

掛金支払い時・廃業時に税務上の特典が
lovly.jpg
質問

 私は個人事業主のため退職金もなく、老後の生活資金が不安でしたが、「小規模企業共済」という制度があることを聞きました。どのような制度ですか。(仙台市青葉区 38歳 自営業)

 小規模企業共済は、小規模企業の個人事業主や会社等の役員が、廃業・退職などの一定の場合に共済金を受け取れる制度で、いわば“経営者の退職金制度”です。例えば、月額3万円を30年(掛金合計1080万円)掛けると、現行では一時金の場合、最高で約1304万円の共済金を受け取れます。ただし、廃業前などに任意解約すると、解約金が掛金合計額を下回る場合があります。
 ――どのような人が加入できますか。
 常時使用する従業員が20人以下(一定の商業・サービス業は5人以下)の個人事業主、会社役員です。個人事業主の配偶者等の共同経営者も加入できます。
 ――掛金の金額は?
 月額1000円~7万円の範囲内(500円刻み)で選べます。増額や一定の減額もできます。
 ――掛金支払い時の税務上のメリットはありますか。
 「小規模企業共済等掛金控除」として、全額が所得から控除できます。仮に、課税所得が400万円の人が、年間36万円の掛金を支払うと、所得税と住民税の合計で約11万円の節税になります。
 ――共済金受け取り時の税務上のメリットはありますか。
 受け取る一時金は退職所得となります。掛金支払い期間が30年の場合、退職所得控除額の1500万円(下記参照)まで税金はかかりません。分割による受け取りは、公的年金等と同様に公的年金等控除が受けられます。なお、契約者の死亡時に相続人が受け取れる死亡退職金は、一定金額まで相続税は非課税です。
 ――他に注意点は?
 65歳未満の任意での解約金は、一時所得として課税対象になります。資金が必要な時は、解約せずに借り入れも可能です。

独自製法「超高圧抽出馬プラセンタ」を100%使用「馬プラうるリッチ」

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

やさしい税金Q&A 学生のアルバイト [税金・所得]

年間収入130万円まで所得税はゼロ
cn011b-s_1_.jpg
質問

 私は大学生です。留学費用をためるため、定期的にアルバイトをしています。夏季休暇中はバイト代が多かったためか、所得税が差し引かれていました。どのような場合に所得税がかかるのですか。(東京・八王子 学生 21歳)

 大学や短大などの学生の場合、一定の条件を満たせば「勤労学生控除」という控除があります。そのため、収入がアルバイト収入だけだと、年間130万円まで所得税はかかりません。
 この控除を受けるには、勤務先に提出する「扶養控除等申告書」に、勤労学生である旨を記載し、証明書の添付、もしくは提示が必要になります。
 ――税金がかかるかどうかは年間の収入で判断するのですか。
 はい。その通りです。ただし、1カ月のバイト代が11万9000円以上になると、所得税がいったん天引きされます。なお、扶養控除等申告書に勤労学生の記載が漏れていると、月額8万8000円以上で所得税が天引きされてしまいますので注意が必要です。
 ――天引きされた税金はどうなるのですか。
 年間の収入が130万円以下であれば、勤務先での年末調整という手続きで全額還付してもらえます。130万円を超える場合は、その金額に応じて所得税を再計算し、天引きされていた税金との差額が、徴収か還付されます。
 ――年末まで働いていない場合はどうなるのですか。
 その場合は年末調整ができないので、還付を受けるには、勤務先から源泉徴収票を交付してもらい、自分で税務署へ確定申告をしてください。
 ――親の税金に影響はありますか。
 アルバイト収入が年間103万円を超えると、親など扶養者の税金の計算で扶養控除を受けられなくなります。学生本人には税金がかからなくても、親の税金が増えたり、扶養手当がなくなってしまうことなどがあるのでご注意ください。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

今日のテーマは銀行の手数料を抑える [税金・所得]

 24時間、気軽にお金が下ろせるコンビニエンスストアや駅前などの現金自動預払機(ATM)は、忙しい人には強い味方です。
 ただし、時間外の利用や他の銀行でのATM利用手数料は108円。時間外に他行のATMを利用すると、手数料は216円にもなります。銀行ATMから他行へ現金で1万円振り込んだ場合は、432円の振込手数料がかかります。
 現在の都銀の普通預金金利は0・02%。100万円を普通預金に1年預けると、利息が約160円(税引き後)ということを考えると、手数料はできるだけ抑えたいものです。
 手数料を節約する方法として、各銀行で給与振込口座や、住宅ローンを組んでいるといった取引内容に応じて優遇サービスを受けることができます。
 例えば、他行でのATM利用手数料が無料、インターネットバンキングでの他行宛ての振込手数料が3回まで無料――といったものがあります。現在利用している銀行がどのような優遇サービスを実施しているかを確認して、活用しましょう。
 手数料の節約にはネット銀行の利用もお勧め。ネット銀行とはネット専業銀行ともいわれ、実店舗がなく、提携ATMで入出金を行い、インターネット上で振り込みなどの取引をします。実店舗がないなど、経費を抑えている分、預金金利を高くしたり、振込手数料を安くするといったサービスがあります。
 デビットカードも手数料節約の強い味方。デビットカードは、クレジットカードとは違い支払ったその時に預金口座から引き落とされる仕組みです。
 VISAデビットカードなら、VISAカードが利用できるほとんどの店舗で24時間利用でき、海外でも利用できます。利用方法も、「一括支払い」でクレジットカードの利用時と同じです。銀行によっては、利用金額に応じたキャッシュバックやマイレージを付与するところもあります。
 “現金主義”の人や、忙しくて営業時間内にATMで引き出す時間が取れない人に、お勧めな決済手段です。

今回のポイント

・まずは銀行サービスを知る
・お勧めのネット銀行
・デビットカードも便利
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー
税金・所得 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。