やさしい税金Q&A 自宅での事業 [税金関係]
いつも、税金でお悩みの方に参考になれば
業務上必要なものは経費に 質問
独立をして自宅で仕事を始めました。この場合、家賃や電気代、自動車の使用などは確定申告をする際にどういう取り扱いになるのでしょうか。(堺市西区 32歳 建築士)
事業を行うために必要な費用であれば、確定申告の際に、事業所得の計算上で必要経費として売上から差し引くことができます。
――全額を必要経費としてもよいのでしょうか。
いいえ。家事上と業務上の両方に関わりがある費用(家事関連費)は、業務に必要なことが明らかな部分を、それぞれの経費ごとに合理的な方法で案分し、必要経費にすることができます。
――具体的には?
例えば、家賃については床面積割合(占有床面積のうち仕事で使う面積)等で案分計算を行います。1カ月の家賃が9万円、占有床面積60㎡のうち仕事で使う面積が20㎡の場合は、3万円が必要経費となります。
電気代や電話代、インターネット接続経費などは、使用割合(1カ月のうちの仕事時間)等で計算します。
――自動車は購入代金を案分しますか。
いいえ。購入代金のうち、耐用年数にわたって費用化した減価償却費を使用割合(1カ月のうちの仕事で使った走行距離)等で案分した金額が必要経費となります。
ガソリン代や月極駐車場代、車検代などの自動車に関わる費用についても使用割合等で案分しますが、時間式駐車料や高速代については、全体の使用割合でなく、直接仕事に使用した分となります。
――何か気を付けることはありますか。
家事関連費そのものや面積比、使用割合等については各個人によって異なります。そのため、事業用経費としての算定基準となる根拠資料については、きちんと保管しておくことが大切です。
判断に迷うときは、税務署や税理士などの専門家にご相談ください。
もう数カ月でお歳暮時期ですね、頂いて喜ばれる商品を紹介します。
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独立をして自宅で仕事を始めました。この場合、家賃や電気代、自動車の使用などは確定申告をする際にどういう取り扱いになるのでしょうか。(堺市西区 32歳 建築士)
事業を行うために必要な費用であれば、確定申告の際に、事業所得の計算上で必要経費として売上から差し引くことができます。
――全額を必要経費としてもよいのでしょうか。
いいえ。家事上と業務上の両方に関わりがある費用(家事関連費)は、業務に必要なことが明らかな部分を、それぞれの経費ごとに合理的な方法で案分し、必要経費にすることができます。
――具体的には?
例えば、家賃については床面積割合(占有床面積のうち仕事で使う面積)等で案分計算を行います。1カ月の家賃が9万円、占有床面積60㎡のうち仕事で使う面積が20㎡の場合は、3万円が必要経費となります。
電気代や電話代、インターネット接続経費などは、使用割合(1カ月のうちの仕事時間)等で計算します。
――自動車は購入代金を案分しますか。
いいえ。購入代金のうち、耐用年数にわたって費用化した減価償却費を使用割合(1カ月のうちの仕事で使った走行距離)等で案分した金額が必要経費となります。
ガソリン代や月極駐車場代、車検代などの自動車に関わる費用についても使用割合等で案分しますが、時間式駐車料や高速代については、全体の使用割合でなく、直接仕事に使用した分となります。
――何か気を付けることはありますか。
家事関連費そのものや面積比、使用割合等については各個人によって異なります。そのため、事業用経費としての算定基準となる根拠資料については、きちんと保管しておくことが大切です。
判断に迷うときは、税務署や税理士などの専門家にご相談ください。
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