初めての浴衣選び [話題]
あなたの持つ印象×浴衣(色×柄×帯)=なりたい自分
夏の風物詩、浴衣。着物ほどかしこまらず、現代風にアレンジもできるので、楽しみながら日本文化に触れられるアイテムです。服装心理学に基づく個人向けスタイリングで「初めての浴衣選び」について
1番大切なのは顔映り
認知心理学や色彩心理学を学び、着る人の気持ちと洋服の関係を研究し続ける久野さん。現在はパーソナルスタイリストとして、ビジネスマンなど一般人のイメージアップを中心に活動されています。
初めての浴衣選びで気を付けることは
もともと浴衣は普段着ですから、気負う必要はありません。洋服と同じで、大切なのは「顔映り」。肌が明るく見える色選びがポイントです。そのためには通信販売より、店頭で実際に自分の顔に当ててみる方がベターです。洋服に比べ、一つの色柄で全身を覆う面積が広くなるので、顔映りの良しあしが、より重要になります。
柄に関しては、古典柄やモダン柄など多種ありますが、そこはお好みで。それよりも印象を左右するのは、直線の大小や曲線の大小です。浴衣の型は変えられないので、柄や地の色、帯の組み合わせで個性を出すことになります。
体形別 色柄選びのコツ
①背が低めでやせ型の人
体がきゃしゃなので大きい柄(大きな曲線)より、小さい柄で直線的なものを。縦と横にふんわりイメージを広げるため、浴衣と帯を膨張色の淡色でまとめ、女性らしい柔らかさを。水色の浴衣にピンクの帯など、色が違ってもトーンをそろえます。存在感を出すには、ふわふわした柔らかい素材のへこ帯で、ちょう結びや花結びにするのも良いですね。
②背が高めでやせ型の人
柄は大きめで、直線的なものを。浴衣は地が白でも色付きでもいいのですが、パッと見た時に全体が淡い色になるように。背が高い縦のイメージを分断するため、帯は濃色にします。淡いピンクに深紅の帯など、同系色でまとめるとコーディネートしやすいですよ。
③背が低めでぽっちゃり型の人
小さい柄で、曲線のラインを体になじませるのがポイント。横幅を細く見せるため、浴衣は地の色もしくは柄が濃色で、全体的に濃い色の面積が大きくなるように。スラッと縦の線を出すため、帯も濃色で(色は変えてもOK)。四つのタイプの中で、見た目は最もシックな印象になります。
④背が高めでぽっちゃり型の人
大きめの柄で曲線のラインがあると、ほっそり見えます。柄が斜めに入るなど「流れ」で見せるイメージ。濃色の浴衣でがっしりした印象を引き締め、分断させるため帯は淡色に。えんじ色にピンク、紫にラベンダーなど、色をそろえると合わせやすいですね。
自分流アレンジで楽しむ
帯や帯留めで印象を変える
気軽にアレンジを楽しめるのが浴衣の良いところ。帯を替えたり、パールやトンボ玉など飾りがついた帯留めを使ったりすると、印象がガラリと変わります。より自分らしさを演出したいなら、大きなコサージュやキーホルダーなどの飾りを帯に挿したり、レースの重ね襟で遊ぶのもいいですね。これは私の持論ですが、アレンジは基本の着こなしが美しくできてこそ。1番最初は着物店で着付けてもらい、仕上がりのイメージをきちんとつかむことをオススメします。
新しい色柄に出合うチャンス
和装洋装問わず、自分のイメージと多少違っても、その日に着たい服(または商談などで着なければならない服)がありますよね? その時「服を選べること」がすごく大事です。情報に流されず自分で決断し、分かった上で選択する。元気を出したいなど、その日の気分を考慮しながら、セルフイメージをコントロールできるのが理想です。浴衣は全て色柄もの。普段の洋服では無地が多い人も、似合う色柄を見つけるチャンスです。新しい自分発見に、ぜひチャレンジしてみてください。
夏の風物詩、浴衣。着物ほどかしこまらず、現代風にアレンジもできるので、楽しみながら日本文化に触れられるアイテムです。服装心理学に基づく個人向けスタイリングで「初めての浴衣選び」について
1番大切なのは顔映り
認知心理学や色彩心理学を学び、着る人の気持ちと洋服の関係を研究し続ける久野さん。現在はパーソナルスタイリストとして、ビジネスマンなど一般人のイメージアップを中心に活動されています。
初めての浴衣選びで気を付けることは
もともと浴衣は普段着ですから、気負う必要はありません。洋服と同じで、大切なのは「顔映り」。肌が明るく見える色選びがポイントです。そのためには通信販売より、店頭で実際に自分の顔に当ててみる方がベターです。洋服に比べ、一つの色柄で全身を覆う面積が広くなるので、顔映りの良しあしが、より重要になります。
柄に関しては、古典柄やモダン柄など多種ありますが、そこはお好みで。それよりも印象を左右するのは、直線の大小や曲線の大小です。浴衣の型は変えられないので、柄や地の色、帯の組み合わせで個性を出すことになります。
体形別 色柄選びのコツ
①背が低めでやせ型の人
体がきゃしゃなので大きい柄(大きな曲線)より、小さい柄で直線的なものを。縦と横にふんわりイメージを広げるため、浴衣と帯を膨張色の淡色でまとめ、女性らしい柔らかさを。水色の浴衣にピンクの帯など、色が違ってもトーンをそろえます。存在感を出すには、ふわふわした柔らかい素材のへこ帯で、ちょう結びや花結びにするのも良いですね。
②背が高めでやせ型の人
柄は大きめで、直線的なものを。浴衣は地が白でも色付きでもいいのですが、パッと見た時に全体が淡い色になるように。背が高い縦のイメージを分断するため、帯は濃色にします。淡いピンクに深紅の帯など、同系色でまとめるとコーディネートしやすいですよ。
③背が低めでぽっちゃり型の人
小さい柄で、曲線のラインを体になじませるのがポイント。横幅を細く見せるため、浴衣は地の色もしくは柄が濃色で、全体的に濃い色の面積が大きくなるように。スラッと縦の線を出すため、帯も濃色で(色は変えてもOK)。四つのタイプの中で、見た目は最もシックな印象になります。
④背が高めでぽっちゃり型の人
大きめの柄で曲線のラインがあると、ほっそり見えます。柄が斜めに入るなど「流れ」で見せるイメージ。濃色の浴衣でがっしりした印象を引き締め、分断させるため帯は淡色に。えんじ色にピンク、紫にラベンダーなど、色をそろえると合わせやすいですね。
自分流アレンジで楽しむ
帯や帯留めで印象を変える
気軽にアレンジを楽しめるのが浴衣の良いところ。帯を替えたり、パールやトンボ玉など飾りがついた帯留めを使ったりすると、印象がガラリと変わります。より自分らしさを演出したいなら、大きなコサージュやキーホルダーなどの飾りを帯に挿したり、レースの重ね襟で遊ぶのもいいですね。これは私の持論ですが、アレンジは基本の着こなしが美しくできてこそ。1番最初は着物店で着付けてもらい、仕上がりのイメージをきちんとつかむことをオススメします。
新しい色柄に出合うチャンス
和装洋装問わず、自分のイメージと多少違っても、その日に着たい服(または商談などで着なければならない服)がありますよね? その時「服を選べること」がすごく大事です。情報に流されず自分で決断し、分かった上で選択する。元気を出したいなど、その日の気分を考慮しながら、セルフイメージをコントロールできるのが理想です。浴衣は全て色柄もの。普段の洋服では無地が多い人も、似合う色柄を見つけるチャンスです。新しい自分発見に、ぜひチャレンジしてみてください。
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