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そ~なんだ県民性 <群馬県> [県民性]

結婚式費用が日本一 「上毛かるた」育てる郷土愛
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 群馬県に育った人ならほとんど誰もがソラで言えるという「上毛かるた」(「上毛」は、群馬県の古称)。全県で大会が開かれ、小学生はそこに読み込まれた郷土の名物や偉人をいや応なしに覚える。

 その名物の筆頭が、晩秋から初春にかけて山々から吹き下ろす「空っ風」だ。さほど寒くなくても、体感気温はグンと下がる。夏の暑さもハンパでなく、雷も多い。いずれも内陸にあるせいだが、そうした厳しい気候にもめげず、この県の人たちはよく働く。

 先ごろ世界遺産に登録された富岡製糸場と絹産業遺産群。そこで生産された生糸は日本の近代化に大きく貢献した。原料の蚕を育てる養蚕、糸挽き、機織りを一手に担っていたのは女性である。その働きぶりが、もう一つの名物「かかあ天下」を生んだ。

 いかにも「男性を尻に敷く女性」といったイメージがあるが、それは違う。確かに、彼女たちの稼ぎは男性をはるかにしのいだ。江戸時代の戯作者・十返舎一九が「女なくては明けぬ国」と評したほどである。おかげで自由を謳歌できた男性たちが、彼女たちへの感謝と敬意を、ちょっとはすに構えて表現したもののように思われる。

 いずれにしても、一家総出で働くから、実入りはよかったはずだ。江戸に近く、新しいもの好きという都会人的な気質も育まれた。車や家庭電化製品のニューモデルが非常によく売れるのも、その影響だろう。結婚式にかけるお金も日本一。現代版「上毛かるた」が生まれてもおかしくなさそうである。


驚 ここが違う!

 ①ヤマダ電機・ビックカメラの二大家電量販店チェーン発祥の地

 ②自動車の運転免許保有率が日本一高い

 ③夏秋キャベツ、コンニャクイモの生産量は1位

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